2011年6月28日火曜日

成果とは打率である

最近気に入っているドラッカーの一節です。
成果とは百発百中のことではない。長期のものである。間違いや失敗をしないものを信用してはならない。それは無難なこと、くだらないことにしか手をつけないものである。
成果とは打率である。人は優れているほど多くの間違いをおかす。優れているほど新しいことを試みる。


打率が低いのは論外ですが、頭が良い人はいろいろ考えてやらない理由を挙げがちです。しかしその予測を越えたところに生命科学の本当の面白さがあります。やらない理由を100挙げるよりまずやってみることが大事。

寺田寅彦も同じことを言っていると思います。
科学者は頭が良いと同時に、頭が悪くなければならない。